スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    • 2019.05.01 Wednesday
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    3月は現場だらけだった。(HAPPY)

    0

      JUGEMテーマ:日常

       

      小説教室&鹿の話をしようと思ったんですけど、3月があまりにも現場だらけだったのでそちらの話を。

       


      現場 #とは
      (主に)ジャニオタ用語。アイドルのコンサート会場や握手会など、実際にアイドルを見て楽しむことが出来る場所。

       

       

      まずは前哨戦として、3月2日に『恋せよキモノ乙女』の山崎零先生のトークイベントに行ってきました!

       

      恋せよキモノ乙女 - 山崎零

      第1話 京都・六曜社珈琲店 | くらげバンチ

      https://kuragebunch.com/episode/10834108156629657504

       

       

      1巻発売時に、「あーこれ絶対に好きー」と衝動買いして大当たりした漫画です。

      すごく勉強になりました。やっぱり着物っていいなあと思いました。

       

       

      さあ本格的に行くぜ3月3日ひなまつり、「ミュージカル刀剣乱舞 三百年の子守唄」!

       

       

      エモい!!!
      時代劇とお芝居とジャニーズと大衆演劇の良いとこどりみたいな感じ! やばい! エモい! ココで受けたパッションをどうしたらいいのか分からなかった!!!
      とりあえず3月7日に応援上映行きました。

       

       

      (初見が応援上映ってよく考えたらチャレンジャーですね。我ながら素敵)

       


      続いて3月9日はDA PUMP「桜」リリイベ@南港!

       

       

      すごい人だった。

      2000人キャパの優先エリアが昼頃には夕方の部までなくなるくらいすんごい人だった。


      ですが正直に言って、自分は優先エリアに行けなくても満足でした。何故ならDA PUMP兄さんを推してる人たちが死ぬほど見れたからです。
      最初のリハが始まった瞬間、脱兎のごとくステージへ駆ける子どもたち。楽しそうでした。
      U.S.A.が流れた時、お母さんに抱っこしてもらいながら「かーもんべいいーあめいかっっ!」といいねダンスを踊って歌う小さいお子さん……でら可愛かった。
      満足感やばかった。優先エリア行けなくてもいいし、何なら握手できなくてもいいやって思った。
      何だったんでしょうかあの気持ち。

      私の中にこんな、菩薩みたいな感情が眠ってるとは……嗚呼。(こぼれるため息)

       

      幸せでした。

       

      なんかよく分かんないけど確かに幸せでした。
      待ち時間はずっと行きずりの人とお話しさせてもらったし、良いヲタ活でした。ありがとうございます。

       


      そして3月14日は我らがw-inds.18周年・FCLT、否、ファンクラブライブツアーじゃなくてファンクラブトークツアーなのでFCTT「Talk Session」!

       

       

      何で今更トークイベント!?

       

      って思いましたもちろん。

      いやはや自分、18年w-inds.追っかけてて、なんか一緒に成長した気でいたんですけど、そんなこと無かったわ。全っ然「なるほど分からん」だわ。(校正でツッコまれそうな表現)
      詳しくは言えませんが、w-inds.さんはw-inds.さんでした。

       

      何回も言ってますが、よくぞ18年も、解散も脱退も休止もメンバーチェンジも大きな怪我も病気もなくアレな醜聞もなく、毎年毎年新曲とツアーその他を届けてくださった。

       

      何度でも断言しましょう。奇跡です。w-inds.さんは奇跡なんです。

       


      そこからまた京都劇場! 3月29日は舞台・仮面ライダー斬月!

       

       

      鎧武はまた仮面ライダーを見始めるキッカケになった作品なので喜びもひとしおです。
      しかも推しの斬月です。呉島主任です。貴虎ニーサンです。メロン兄貴です。エモすぎて果汁が出るというものです。

       

      鎧武のテーマには、『大人』と『子ども』というものが含まれていました。
      仮面ライダーは子どものためのものですから、こんなふうに、『大人側』である斬月が主人公というのはなかなか挑戦だったのではと思います。
      (ターゲットが大人というのもあるかもですが)

       

      子どもであるゲストキャラのアイムたちに、ニーサンがどう向き合っていくかが描かれていたわけですが。
      素直に思ったのは、『変身って難しい』でした。大人になればなるほど難しい。大人にこそほんとは、『変身』が必要なことが多いのに。

       

      ……そう思って少々沈みはしましたが、

       

      「変身だよ、貴虎」

       

      この言葉。コータさんがニーサンに残してくれたこの言葉が、自分は本当に大好きだったことを思い出しました。それはラッキー。

       


      そして迎えた本日――平成最後の31日、インテックス大阪の春コミ!

       

      めっちゃ楽しかったです。
      手作り雑貨メインです。アクセサリーなどを買いました。
      久しぶりに行きましたが、あそこは本当のたくさんの人の「好き」が集まる場所ですねー。


      行ってよかったです。

       

      サークル主さまたちにとても良くしていただいて、世界ってあったかいぜって思いました。
      ご一緒していただいた友人氏たちよ、ありがとうマジ感謝。
      「お金は引換券」というパワーワードであり名言でありこの世の真理を忘れないでいようと思います。

       

       

      【更に漫画の発売日ラッシュであった】

       

      3月14日/「ごほうびごはん」こもとも子/10巻

      https://shukanmanga.jp/work_list/work/?no=42

       

      3月15日/「金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿」船津紳平/5巻

      https://pocket.shonenmagazine.com/episode/13932016480029113180

       

      3月22日/「きのう何食べた?」よしながふみ/15巻

      http://morning.moae.jp/lineup/24

       

      3月27日/「黒執事」枢やな/28巻

      https://magazine.jp.square-enix.com/gfantasy/story/kuroshitsuji/

       

       

      見事なくらいに「新刊発売日に何が何でも手に入れたい」作品が並びましてテンションダダ上げでした。

      これで「群青にサイレン」があったらフルコンプだドン! でした。

       

       

      そんな感じで「HAPPY」が目白押しだった今月でした。ファビュラス。

       


      さらば3月ウェルカム4月。
      いい春になりそうだ。


      キャビン(映画)

      0

        JUGEMテーマ:Horror

         

        年度末が差し迫り、基本は走っているけれどふと立ち止まった瞬間、鈍い恐怖に足元が竦むこの頃、いかがお過ごしでしょうか。

        久しぶりの映画感想記事です。


        今回は『キャビン』。
        2012年のアメリカ生まれ、
        カオスだった2018年度の締めくくりにふさわしい(かもしれない)、あの『スクリーム』と同種の、ホラー映画まとめホラー映画です。

         

         

        【※注意】毎度のことながらネタバレ全開です。
         なるべくネタバレなしの初見をおすすめします。

         

        感想の前に。

         

        【鑑賞時の推奨アイテム】
        ・コーラ(もちろんLサイズ)
        ・ポップコーン(当然Lサイズ)
        ・古今東西のホラー映画の軽い知識。(できれば有名どころをの10本分ほど)

         

        ・鏡
        (傍にスタンドミラーを立てて置いといてください)

         


        【あらすじ】
        都会から遠く離れた田舎の、奥深い森の中。湖の近くにあるキャビンに、5人の若者がバカンスに来た。
        男慣れしてなさそうなデイナ。性に積極的そうなジュールズ。勤勉な好青年ふうのホールデン。精力的マッチョっぽいカート。そしてハッパをたしなむマーティ。

        ーーそんな5人を、モニターに囲まれた管制室で『監視』し『管理』する、スーツと白衣姿の大人ーー職員たち。

        やがて夜を迎え、5人は職員たちに巧妙に誘導され、地下室へ向かう。
        そこには、曰くありげなアイテムが大量に置いてあった。

         


        【ざっくりネタバレ】
        舞台であるキャビンは、プロジェクションマッピングその他を駆使して造り上げたハリボテ。まさに映画のセットです。
        そして職員たちは、デイナたちをやたら高度な技術を使って操り、「閉ざされた空間で次々と若者たちが惨殺される『ホラー映画』」を作ろうとしています。

        その血を、大昔に地上を支配していた古き神に捧げるために。
        ただしその神は、単なる生贄では許さず、『愚かな若者たちが自ら目覚めさせた怪物に殺される』というドラマティックな死と『罰』を求める、大変めんどくさい存在。神のリクエストに応えるために、職員たちは粉骨砕身してるわけです。

         


        【上手なホラー映画の作り方】
        シナリオの教科書かよってくらいにベタな導入部を経て、職員たちは薬物と気温と照明を調整し、あの手この手で若者を操ります。
        このメタ的手法がだいぶ面白い。
        もっとも努力が見られたのはジュールズとカートの濡れ場。
        寒いと言ったら気温を上げて、暗いといったら月明かりを用意し、催淫ガスを散布し、今か今かとモニターを凝視する。

         

        ジュールズ:「こんなところじゃ恥ずかしい」
         カート:「誰も見てないさ」

         

        管制室のほぼ全職員:「<●><●>」

         

        見てるんだなコレが。
        (ジュールズが脱いでポロリした瞬間に歓声がわくの本気で笑った)

         

        どうやら『神』は、エロいおねーちゃんがエロいことするのが好きで、さらにエロいおねーちゃんが惨殺されるのが大好きなようです。

         


        【この映画の恐怖ポイント】
        ホラー映画のキャラクターというものは、基本的に観客に「こいつら別に死んでもいーや」と思わせるのが前提でして。
        最適な参考文献は『13日の金曜日』。感情移入をなるべく減らし、キャラが殺されるショックを和らげ、死を娯楽として見てもらうーーそんな気配りを要します。
        (この点がホラー映画とホラー小説の違いだよなー)

         

        なので殺される若者たちはだいたい愚かなのです。最後まで生き残るファイナルガール以外は。

        この物語でも、職員たちは5人の若者を「愚か者だから選ばれた」と言いました。

         

        でも本当は違う。

         

        5人は「愚か者にさせられた」のです。

        本来のジュールズは淫乱ではない普通のお嬢さんで、口が悪い傲慢なマッチョっぽいカートは勇気のある青年です。友達(マーティ)をバカにする言葉なんて吐かない。
        彼らの愚行は職員たちが環境を操作し、興奮剤やらを投与してその人格を歪めさせたせいだった。

         

        職員たちが勝手に5人を、

         

        ・クライマックスで怪物と戦うファイナルガールとなる『処女』。
        ・濡れ場を提供した後は用済みになって死ぬ『淫乱』。
        ・状況を整理して真相への道筋を作るけど結局死ぬ『学者』。
        ・怪物と戦うけど力及ばず死ぬ『戦士』。
        ・怯えて周囲に迷惑をかけて、たいした見せ場もなく死ぬ『愚者』。

         

        に作り上げたのです。

         

        『知らないうちに操られて』
        『自分自身の意思で選んだはずが』
        『見知らぬ他人の都合のいいように』
        『勝手にレッテルを貼られて、その通りに振る舞わされる』

         

        これこそがこの映画のいちばんの恐怖ポイントだと思います。

         


        【クライマックスが本当にクライマックスだぜ!】
        どんどん殺されていく仲間たち。

        ところがどっこい番狂わせ。
        なんと本来なら2番目か3番目くらいに特に何の意味もなく、場つなぎ的な意図で退場させられる『愚者』のマーティが生きてたのです。

        デイナとマーティは管制室に入り込みます。
        そこには古今東西の、ホラー映画のモンスターたちが収容されていました。

         

        ゾンビの一家から始まり、幽霊、悪魔、巨大なコブラ、大口のバレリーナ、双子の少女、コウモリ、ユニコーン、ヘルレイザーっぽいやつ、マッドドクター、吸血鬼、狼男、ノコギリ車、能面の一家、巨木、コウモリ、ピエロ、そして半魚人と何でもござれ。

        (ビジュアルが完全に『CUBE』のオマージュ。怪物たちの元ネタ一覧はぐぐったら出てきます)

         

        一時停止してガン見しました。よくぞここまで揃えたもんだ。

         

        そこへ2人を捕らえようと武装した職員たちがやってきます。
        逃げた2人はあるスイッチを押します。それは、

         

         ━━━━━━━━━━━

        ┛ システム解除スイッチ ┗
        (効果:怪物たちをぜんぶ一気に解放する)

         

        ( ・ω・)<何でそんなものがあるんだよ。

         

        (って最初は思いましたけど、これ『デウス・エクス・マキナ(機械じかけの神)』の役割だったですね。物語を都合のいいように変える装置。ならしょうがない。しかしカッコイイなデウス(略)。厨二心がくすぐられるぜ)

         


        そっから反撃という名のパーティーの開始。
        ここから数秒はほんと観てください。この映画の最大の見所です。

         

        \チーン/
        (エレベーターが到着する音)

         

        からの数秒間、何度巻き戻して見たことか。
        コブラっょぃ。元ネタ観たい。

         


        【そうして迎えたエンディングは】
        黒幕と見られる女性が現れて、人類のためにデイナにマーティを殺せと命じます。
        『愚者』が『処女』より長く生きるのは、ホラー映画のセオリーから逸してる。
        『神々』はそれを決して許さず、怒り狂って人類を滅ぼすと脅します。
        ですが2人は黒幕女性を殺し、滅びの道を選びました。

         

        自分はホラー映画を観ている時、登場人物たちに「あきらめないで」「戦って」と言うタイプなのですが。
        これは「あきらめちゃったかー……」って感じでした。

        そろそろ人類は他の種に道を譲るべきだと言われたら、……まあ確かに。


        崩れゆく儀式の間から現れた巨大な手。
        黒幕女性は言いました。『神』が若者の死を求めるのは、その『若さ』を罰を与えたいから。
        思いどおりにならなかったことに怒り、『神』の手は無惨にすべてを叩き潰します。

         

        このラストで、『古き神』の正体が発覚します。

         

        この、『若さ』に罰を与えたくて仕方がなくて、エロいねーちゃんがエロいことをしたあと惨殺されるのも、情けないチキンが怯えながら死ぬのも、青年たちが知恵を働かせて勇敢に怪物と戦ったのに結局は殺されるのも、清純な可愛い女の子が散々ひどい目に遭うのも大大大好きで、意に沿わないものを見せられたら「つまらねーんだよ」とブチギレる、どこまでも身勝手な、神のごとく振る舞う存在ーーすなわち。

         

         

        あなたです。

         

        私です。

         

        ホラー映画の観客たちです。

         

         

        そう考えると、この最後のセリフが効いてきますね。

         

        「巨大で邪悪な神か」
         「姿を見たかった」

         

        視聴後、傍に置いた鏡を見てみてください。
        作中で『古き神』と呼ばれた存在の顔が映っています。


        いやはや納得。
        皮肉が効いた、なんともクールなオチでした。

         


        【余談・小ネタがピリリと効いて超うまい】
        職員たちはゲスなので、デイナたちが何の怪物に殺されるか賭けをしていました。
        メイン職員のひとりは、半魚人に賭けて大負けして しょぼーん(´・ω・`) としていました。
        そんな彼は半魚人にがぶっとやられました。
        (このシーンの演出がちょっと感動っぽいのずっこい)


        どんな感想やねんとは思いますが、「よかったねー」と拍手しました。(外道)

         

        まさかのカメオ出演にも笑ったし、細かいところに手が届いてて大好きです。

        あと、日本のホラー映画に対して好意的だったの嬉しかったです。
        東京じゃなくて京都という辺りがニクい。

         

        もっとホラー映画をいろいろ観て、再視聴したい一本でした。

         

         

        次回は小説教室(と鹿)の話です。

         


        創作四方山話:「作品タイトルの重要性」と「散りゆく花の名を呼んで、」発売から1年

        0

          JUGEMテーマ:創作活動

           

          本日、2019年3月19日で、

           

          『散りゆく花の名を呼んで、』発売からちょうど1年です。

           

          早い。むしろ速い。時の流れが猛スピード。光陰はいつだって矢のごとし。

           

          購入して読んでくださった方、ありがとうございます。
          改めて心より御礼申し上げます。

          小説教室で知り合った方も2名ほど買って読んでくださいました。
          ありがとうございます。楽しんでくださいましたら幸いです。
          (あとサインがヘタですみません)

           

           

          集英社 j-BOOKS刊行

          「散りゆく花の名を呼んで、」

          http://j-books.shueisha.co.jp/books/chiriyukuhananonawoyonde.html

           

           

           

           

          さてそんなアニバーサリーな今回は、作品において重要度がかなりのウェイトを占める『タイトル』についての四方山話と、『散りゆく花の名を呼んで、』の裏話の合体版です。

           

           

          【タイトルって大切だと思った】
          あれは去年の秋のこと。
          生まれながらのすごい天パをなんとかするため、なじみの美容院に行きました。
          施術の間、漫画&アニメ好きの美容師さんたちと話が盛り上がりました。
          (基本陰キャなので)美容室でこんなに楽しく会話できたのは初めてでした。

           

          美容師さん(以下、美)「秋アニメ、何見てます?」
          鳥谷(以下、鳥)「ガイコツ書店員とかちとせちゃんにハマってますねー」
          美「あー癒やされますよねー。私あれ観てるんですよ、『だかいち』ってやつ」

           

           

          _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
          >  平和な昼下がりの          <

          >  ナチュラルテイストでウッディーな  <

          >  オシャレ美容院内に突然のBL!!   <
           ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y

           

           

          ( ゚д゚)

           

          一瞬びびりかけましたが、自分も観てたので頷きました。


          鳥「何でしたっけ正式名称。確か、抱かれたい男に1位に……(抱かれています??)」

           

          それただの惚気やがな。

           

          心の中でセルフツッコミしてました。
          正確には、『抱かれたい男1位に脅されています。』でした。

          その後、漫画やアニメや子育てにおける息抜きの話をしながら、ばくはつヘアーをツヤサラ髪にしてもらいつつ、ふと思いました。


          タイトルってやっぱり重要だな、と。

           


          【分析してみよう】
          もしも『抱かれたい男1位に脅されています。』が、私の勘違いどおりに『抱かれたい男1位に抱かれています。』だったらどうでしょう。
          だから何なんだよ、と思う気がします。
          何故だろうと考えると、『意外性がないから』に尽きると思います。

           

          抱かれたい男1位の男性(芸能人で魅力的なイケメンだと分かります)がいる。

          そんな彼に主人公は脅されている。

           

          この、一見すると謎に思える言葉の組み合わせで、「え、何で? どういうことだろう?」と読者の興味を引くわけです。
          全部を覚えてもらえなくてもいい、記憶には残ります。昨今の検索システムは優秀ですから、おぼろげ検索でも出てきて、そこから手に取る機会も増えます。
          そう考えたら、秀逸なタイトルだと思いました。

           

           

          【自作品のタイトルの話】
          自作すべてのタイトルを並べて、もっとも気に入っているのは、ふつーにデビュー作です。


          『散りゆく花の名を呼んで、』

           

          綺麗でしょう。儚げで、作中に咲いてる描写がない「桜の花」を思わせるでしょう。
          そんな風にドヤッと言えるのは、実はこのタイトルは私が考えたんじゃないからです。

          こちら自作のうっすらとしたネタバレを含んでいるので、続きは『続きを読む』にて。

          その他ですと、

           

          『雛鳥作家と夏空本屋』

          (字面がお気に入り)

           

          『13段目を踏んじまえ』
          (作中のセリフなんですけど主人公の心情でもある。……つもりだった)

           

          『安芸くんは壁ドンができない』
          (モロ少女漫画って感じが)

           

          あたりがお気に入りです。

           

           

          【好きな作品タイトルの話】
          今まで読んだ中でいちばん好きなタイトルは、東野圭吾先生の『さまよう刃』です。

          貴志祐介先生の『黒い家』も好きです。
          こちら、元は『モラルリスクの黎明』だったとか。ラストを考えるとそっちも良いかと思いますけど、怖さは『黒い家』に軍配が上がります。

           


          続きは裏話です。
          『散りゆく花の名を呼んで、』のタイトルの変遷です。

           

           


          犯人たちの事件簿5巻でワナワナと震えた。

          0

            JUGEMテーマ:漫画/アニメ

             

            2019年3月15日は、全世界待望の、

             

            金田一少年の事件簿外伝
            犯人たちの事件簿5巻

             

            の発売日でした。

             

            収録作品は、
            ・『不死蝶@黒死蝶殺人事件』
            (いちばん好きなトリック)
            ・『首狩り武者@飛騨からくり屋敷殺人事件』
            (Fileシリーズでいちばん好きなストーリー)
            ・『怪盗紳士@怪盗紳士の殺人』

            (泣く)

             

            見事に「えっ、これギャグにしていいの?」な事件縛りですね。

             

            (黒死蝶と飛騨からくりは被害者が、怪盗紳士は犯人が、それぞれ可哀想すぎて悲しすぎて辛い)

             

            ちなみに4巻は、「金田一が手こずったり実力を認めたりした犯人縛り」だと思います。


            (魔陣村の村西さんもはじめちゃんにめっちゃ褒められてたんです。まあアレは凶鳥様が授けたトリックだけど。でも外伝では無かったことにされてたよね凶鳥様かわいそう)

             

            (余談ですが、原作の凶鳥様が降臨される場面の「汚れし輩の汚れし手から魔神具を守るべし」とありましたが、ラストの展開を見るに、本当の宝って宗像さつきセンパイだったんだって最近分かりました。凶鳥様すきオブすき)

             

             

            【犯人たちの事件簿を読んでよかったと思う点】
            『金田一少年の事件簿』との出会いは小学生の時でした。
            結構な影響を受けています。
            なので、長年の気がかりってやつが少なからずあります。

             

            心情的には怪盗紳士のさくら。
            17歳のはじめちゃんの断固たる信念である『復讐殺人なんてやめてほしい』がより強くなった草分け的存在の犯人です。
            彼女の悲しすぎる死があったからこそ、墓場島の事件で思いをぶつけ、『彼』の心にも届いたのでしょう。

            そんな悲しすぎる犯人のさくらが、外伝で描かれた姿を見て、思いました。

             

            なんか案外元気そうだな。

             

            ( ・∞・)

             

            いや分かってます。本編のさくらはわき起こる恐怖と嫌悪感と憎しみと罪悪感と何より孤独を抱えて、吐き気とともに凶器を振り下ろしたのだと。
            ですが、外伝5巻のカバーイラストのさくらを見てください。
            過去と自身の闇に囚われ、狂気に片足つっこんでる首狩り武者と不死蝶ーー殺人以外を選ぼうともしなかった大人たちに挟まれているのに、

             

            なんか強そう。

             

            この姿を見て、ああ、さくらは別に哀れみを覚えさせるだけの存在じゃないんだな。
            確かに悲しすぎる最期を迎えたけど、それだけじゃない。
            はじめちゃんに普通に恋して、ポアロと楽しそうに遊んで、キスのワンチャン狙うちょっとちゃっかりしたところもある子だったんだな、と思いました。

            そのことに気づけてよかった。ありがとう船津先生(と書いて仏)。

             

            (だからこそ生きててほしかった、という気持ちもありますが)

             


            【犯人たちの事件簿を読んで「スゲェ」と思った点】
            もうひとつ長年の疑問がありました。
            黒死蝶です。終盤近くの、小野寺の不可解にも程がある行動です。

             

            何でココで揚羽さんに告白してんの?

             

            読むたびに浮かぶ疑問でした。
            アレ本当に意味分かんないですよね。必要性感じなさすぎて、「もしやこれは、あの証拠を見つけさせるためのご都合的展開なの……?」とトリックの神を疑いました。
            しかしそこは痒いところに手が届くと評判の犯人たちの事件簿、ちゃんとこの点について言及してました。

             

            小野寺:「どう考えてもどうかしている」
            (深山さんにぶたれた頬をおさえながら)

             

            お前も分かってなかったの!? と驚きましたが、ここで1話に戻りましょう。
            小野寺は、金田一犯人名物・努力の方向音痴を体現しています。
            何せ復讐のために長女の婚約者になるのです。夜襲をかけるみたいなことはしません。
            そのために彼は努力を惜しみませんでした。ホットドッグプレスを読み、恋愛セミナーに通い、蝶々を超勉強(これめっちゃ笑ったウツボの鬱病ばりに笑った(またニッチなネタを))し、見事舘羽さんと紫紋のハートをキャッチします。

             

            その成功体験が、彼をあんな奇行に走らせたのではないかと。

             

            人間ってね、案外アホなんですよ。
            一回うまくいく方法を見つけたら、どう考えてもうまくいくはずないのに、その方法に縋っちゃうんですよ。
            なるほどな、と十数年の月日を経て、腑に落ちました。

             

            繋がっちまってる……!
            すべてが繋がっちまってる……!

             

            と、感動を覚えて、心がワナワナ震えました。


            (元ネタありきの作品ーー二次創作も含めてーーで、原典とうまいことリンクしていたら拍手喝采しますよね。歴史小説で史実とフィクションがうまいことマッチしていたら拝むように)

             

             

            【余談】
            この「繋がっちまって(略)」はコナンのスピンオフ・『犯人の犯沢さん』でも目の当たりにしました。

             

            去年、ハイパーヒットしたひゃくおくえん映画・『ゼロの執行人』。
            安室の女にジョブチェンジした友人に連れられ、三度ほど楽しみました。(3回目は4DXでした)

            友人氏がふと疑問を呈しました。
            「何で蘭ねーちゃんだけガラケーなんだろう?」
            と。

             

            その答えは犯沢さんに書かれてありました。
            米花町というのは、ありとあらゆる犯罪が蔓延する世界屈指の危険地帯。それを小学1年生やら高校生が解決するカオスな町です。
            この町では携帯電話は日用品ではなく、護身用武器の扱いです。(たぶん2巻か3巻参照)
            ほとんどの町民は、スタンガンやらを仕込んだスマホを持ちます。

            普通のガラケーを持つのは、よっぽど己の肉体的戦闘力に自信がある猛者だけーーもうこれだけで、謎はすべて解けた。
            映画での蘭ねーちゃんの活躍が思い起こされました。真実はいつもひとつ。

             

            繋がっちまってる……!
            すべてが繋がっちまってる……!

             

            (震え)


            良質なスピンオフ、パスティーシュというものはとても良いものです。
            原典の補完すらしてしまう、そんな素敵なスピンオフ作品を、これからも楽しく読んでいきたいです。


            創作四方山話:「本当に便利なセリフを発見してしまった……」

            0

              JUGEMテーマ:創作活動

               

              せっかく創作に関するカテゴリがあるのに、記事がほとんど無いーー小説教室はほぼ鹿の話で終わってるーーのが物悲しいので、創作ネタを少々。
              といっても記事タイトルのとおり、8割は真面目ですが半分おふざけです。
              (割合おかしくね? というツッコミは野暮というもの)


              大丈夫。この世には良い小説書きの指南書がたくさんあり、ツイッターでもネットでも少し検索したら創作テクニックがわんさか出てきます。だからここも真面目になる必要なんか無いのさフハハ。

               

              ( °∞°)<ひらきなおり。

               

               

              初回は『セリフ』の話です。

               

              小説に限らず物語において、
              『登場人物のセリフ』
              というものは、非常に便利なツールです。
              ここのところ分析モードで作品を読んだり観たりするので、やたら再確認しています。

               


              【例を出してみよう】
              ベタベタな少女小説、あるいは少女漫画の1頁目、主人公の登場シーンを用意しました。

               

               

              〈ex.1〉
              ------------------------
              晴れた朝。ごく普通の中学生・春夏湖(はなこ)は学校に行くために通学路を歩いていた。
              「もぐもぐ、おいしい」
              春夏湖は重度のチョコレート好きだ。三度の飯よりもチョコレートが好きで、今も歩きながら食べている。授業中もこっそりつまみ食いするほどだった。
              ------------------------

               


              〈ex.2〉
              ------------------------
              「春夏湖、おはよー!」
              「むぐっ? 秋冬海(あゆみ)、おひゃよぅ……」
              「まーたチョコ食べてる! 通学中も食べるなんてマジやばいよね、春夏湖のチョコ好き!」
              ------------------------

               


              ね。
              地の文がいっさい無いのに、この春夏湖ちゃんがチョコ好きなのがスルッと入ってくるでしょう。
              (ところで息をするように厄介な読み方の名前なのは単なる趣味です)

               

              ついでに作中の『今』が朝で、通学中、つまり春夏湖が学生さんであり通学路を歩いている、ということも自然と理解ーー光景が浮かびます。

               


              【しかし、こんなの今更な言及です】
              物語を作るうえでは当たり前すぎて、こんなの指南書等にわざわざ書いちゃいません。
              ですが『当たり前』だと思ってるものにこそ金が隠れているもの。
              分析モードで読む・観るをしていると、この世にある物語がいかに計算で書かれているか分かって目から鱗がボロボロ落ちます。

               


              【以上を前提にして、本当に便利なセリフを考えてみた】
              このとおり、セリフというのは、登場人物の人物設定・現在の状況・心境が分かるものであるとベターです。
              (さらにすべてが物語の結末を導くものであると尚良い)

               

              それを踏まえて、「このセリフだけで上記みっつが読み取れて、さらに受け手の興味を引き、なおかつドラマ性がある」という空前絶後の怒濤の便利なセリフを考えてみました。

               

              それは、

               


              「いつ奥さんと別れてくれるの……?」

               

               

              ( ´∞`)<......

               


              いかがでしょう。
              このセリフを目にした時、脳裏に浮かびませんでしたか。

               

              人物の設定が。
              (女性ですね。それも結婚というものをリアルに意識する年代ーー二十代後半以降(※個人の感想です)で、既婚者の男性と付き合っている人物像が浮かびます)

               

              状況が。
              (会社でパソコンを叩いている時にこんな言葉が出てくるわけがない。あるあるで考えると情事の後。ひととき盛り上がったけど、男が家ーー奥さんの元に帰るために身支度を始め、それを見てぽろっと出た言葉なんでしょう)

               

              心境が。
              (愛さえあればと思っていた時期はとうに過ぎ、彼女は疲れています。「こんな不毛なことはもうやめたい、私だって人並みの幸せが欲しい、でも……」のアンビバレンツで二律背反でにっちもさっちも状態です)

               

              見えてきませんか。
              安っぽいモーテルの薄暗い部屋、タバコをくわえながらネクタイを締める男と、裸のままシーツにくるまりベッドに横たわっている女、湿っぽくてけだるい雰囲気とうんざりした空気が流れる光景がーー。

               

              人物の設定と状況と心境を描き出し、
              読者の興味を引き、
              なおかつ背後にあるドラマを感じさせる、

               

              マジで万能なセリフだと思うんですよ。「いつ奥さんと別れてくれるの……?」は。

               

              ( ・ω・)<いつか作中で使いたい。


              ちなみに個人的に、このセリフを聞いて思い出すのは、ヒッチコックの『サイコ』の冒頭です。

               


              【おまけ・秀逸なセリフが物語(と書いてセカイと読む)を作る】
              『来る(映画)』の記事にも少し書きましたが、巧いセリフは彩りであり不可欠でもあります。
              強烈なものだと、作品の印象を一読一瞬でガラリと変えてしまうこともある。
              綾辻行人先生の『十角館の殺人』(記事あり)も、あのたった一言で世界は流転しました。

               

              私が最近その感覚を味わったのは、1995年のサスペンスホラー映画・『セブン』のラスト。
              サマセットの刑事のセリフ(ナレーションあるいはモノローグ)です。

               

              「ヘミングウェイが書いていた。
               『この世はすばらしい。戦う価値がある』
               ーー後半には同感だ」

               

              これを見て、「あれっ?」と思いました。
              この一文でセブンの印象が反転しかけたのです。
              私はずっとこの映画を超弩級のバッドエンドだと思っていたのですが、本当は……もしかしたら……?  と思い始めました。
              ここの詳しい部分はまた映画感想記事で。

               


              いかがでしたか?
              『頭の中でひねもすのたりと考えていることを文章にした』感が満載でしたが、自分としては、発見の連続な最近です。
              さらっと作品を受けとるだけだった時には気づけなかったことがたくさんです。
              またこんな感じで四方山話を書きたいと思います。お付き合いくだされば幸いです。

               

              ちなみに次回は『タイトル』の話をします。


              << | 2/30PAGES | >>

              PR

              calendar

              S M T W T F S
              1234567
              891011121314
              15161718192021
              22232425262728
              293031    
              << March 2020 >>

              E★エブリスタ

              E★エブリスタ

              selected entries

              categories

              archives

              recent comment

              recent trackback

              recommend

               (JUGEMレビュー »)

              デビュー作な王道学園ホラー小説

              recommend

              links

              profile

              search this site.

              others

              mobile

              qrcode

              powered

              無料ブログ作成サービス JUGEM