スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    • 2019.05.01 Wednesday
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    ギルティ(映画)

    0

      JUGEMテーマ:映画

       

      ずっと迷ってたことがあります。
      現在上映中、またはDVD・BDが出ていない映画館で観た作品を書くか否か。


      ……(´∞`)……


      とりあえず書いてみるか、という結論に達しました。何事もトライ、クライ、トライ。(突然のリリック)


      というわけで「映画館で観ました映画」感想記事、初回は、デンマークの密室型サスペンス・『ギルティ』です。

       


      【あらすじ】
      ある事件で警察官を退き、緊急通報司令室のオペレーターとして動くアスガー。
      応対するのは小さな事件ばかりで、酔っぱらいやイタズラ電話に辟易していた。
      そんな中、イーベンという女性からの緊急コールがかかってきた。
      どうも様子がおかしいと思ったアスガーは、耳を澄まし質問を重ねる。

       

      「イエスかノーで答えて。あなたは誘拐されている?」
      「イエス」

       

      ――声と音だけの手がかりで、彼女を助けなくてはならない。

       

       

      以下、うっすらネタバレ中です。
       一応ふんわりした表現ですが、すぐピンと来るかと思います。

       

       


      【舞台設定がうまい】
      特徴はなんと言っても、全編コールセンター内で物語が進む点です。
      背景はコールセンターの、薄暗い、青みがかった灰色の硬質な室内だけ。
      そして画面の多くが主人公・アスガーの顔、顔、全身、また顔。
      ほんとに、「これアニメ映画だったらアスガーの顔描きすぎてアニメーターさん気がくるうんちゃうかな」ってくらいアスガーの顔だらけでした。

       

      誘拐されたイーベンですらいっさい姿を表しません。声だけ。声と言葉しか得られる情報はないーーという設定は、冷静に考えるとちょっと不自然で、本来なら、捜査・調査の糸口は他にたくさんあると思います。
      ですが、この物語では『情報源は電話の向こうの音声だけ』を徹底しています。脱出ゲームばりにヒントが少ない。

       

      この点が、もうほんっとに映画のテーマに沿ってまして。

       

      観終わった後、


      ああなるほど、アスガーはいわゆる『ネット社会の現代人』具現化した人なのか。


      あふれるほどの情報が身の回りにあるのに、実は自身の都合のよいように頭に入れる情報を取捨選択している人々ーーつまり、我々なのか。


      と気づきました。

       


      【キーワードは「想像力」】
      こないだ見かけたツイートに、こんなものがありました。

       

      メルカリにいたヤバい出品者の中でも今までで一番ヤバかった「高橋陽平を救う会」についてーTogetter
      https://togetter.com/li/1337048

       

      この映画とこのハナシ、テーマが共鳴しています。
      人がふたり以上いて、どちらか一方の話だけを聞くのがどれだけ危ういことか。
      知らず知らずのうちにやってしまいがちな過ちです。何故なら人間だから。考えすぎる葦だから。


      この映画のキャッチコピー、


      『試されるのは、あなたの想像力』


      が何とも心憎い。

      想像力というものをうまく逆手にとり、「試される」の意味も変わってくる。
      真相を知った後だと、このコピーがすこし変質して浮かびました。

       

      『想像力を、疑え』

       

      あえて『誰の』とは書かずに。肝に銘じる――というか、意識の片隅に常に置いておきたいです。

       


      【だけど映画だからこれだけでは終わらない】

       

      「ママに会いたい。ママ、帰ってきて」

       

      イーベンの幼い娘が、電話越しにアスガーに訴えたこの言葉。
      真相を知ってからだと、まるっと台詞としての意図が変わります。
      最初は主人公・アスガーの「絶対にイーベンを助けてやる。あの子に母親と会わせてやる!」というモチベーションを上げる薪的な役割だったのが、ラストではすこしの痛みを伴った希望に変わります。
      自分のやったことを理解して自殺しようとするイーベンを、この世に引き留める言葉になりました。

       

      この後、イーベンには苦しい現実が待っているし、もしかしたら娘の願いはつらいものになってしまうかもしれない。


      それでも、……。

       

      暗くて胸が痛くなるようなラストに、一掬の救いをもたらしてるのではないか――と、今では思います。

       


      【余談】
      シネ・リーブル梅田で観ました。
      久々の梅田スカイビルです。いやー変わりましたねー。ヨドバシカメラから行く道も記憶と全然違ってて、あの心霊スポットっつーか、油断してたら通り魔に襲われそうなうすら寂しさと物騒感はドコへやら。

      スカイビル内も「白っ!」って感じで明るく様変わりしてました。


      韓国の修学旅行生がいて、あちらの制服ってタイトスカートなんですね。可愛い。
      女子がほぼみんな赤いリップで、男子がほぼみんなダンディーカット(韓国の男性アイドに人気な髪型)。日本とは似て非なる感じで面白かったです。



      次回は何食べドラマのことを徒然と書きます。


      スポンサーサイト

      0
        • 2019.05.01 Wednesday
        • -
        • 15:24
        • -
        • -
        • by スポンサードリンク

        コメント
        コメントする








           
        この記事のトラックバックURL
        トラックバック

        PR

        calendar

        S M T W T F S
        1234567
        891011121314
        15161718192021
        22232425262728
        293031    
        << March 2020 >>

        E★エブリスタ

        E★エブリスタ

        selected entries

        categories

        archives

        recent comment

        recent trackback

        recommend

         (JUGEMレビュー »)

        デビュー作な王道学園ホラー小説

        recommend

        links

        profile

        search this site.

        others

        mobile

        qrcode

        powered

        無料ブログ作成サービス JUGEM