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    • 2019.05.01 Wednesday
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    創作四方山話:「作品タイトルの重要性」と「散りゆく花の名を呼んで、」発売から1年

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      JUGEMテーマ:創作活動

       

      本日、2019年3月19日で、

       

      『散りゆく花の名を呼んで、』発売からちょうど1年です。

       

      早い。むしろ速い。時の流れが猛スピード。光陰はいつだって矢のごとし。

       

      購入して読んでくださった方、ありがとうございます。
      改めて心より御礼申し上げます。

      小説教室で知り合った方も2名ほど買って読んでくださいました。
      ありがとうございます。楽しんでくださいましたら幸いです。
      (あとサインがヘタですみません)

       

       

      集英社 j-BOOKS刊行

      「散りゆく花の名を呼んで、」

      http://j-books.shueisha.co.jp/books/chiriyukuhananonawoyonde.html

       

       

       

       

      さてそんなアニバーサリーな今回は、作品において重要度がかなりのウェイトを占める『タイトル』についての四方山話と、『散りゆく花の名を呼んで、』の裏話の合体版です。

       

       

      【タイトルって大切だと思った】
      あれは去年の秋のこと。
      生まれながらのすごい天パをなんとかするため、なじみの美容院に行きました。
      施術の間、漫画&アニメ好きの美容師さんたちと話が盛り上がりました。
      (基本陰キャなので)美容室でこんなに楽しく会話できたのは初めてでした。

       

      美容師さん(以下、美)「秋アニメ、何見てます?」
      鳥谷(以下、鳥)「ガイコツ書店員とかちとせちゃんにハマってますねー」
      美「あー癒やされますよねー。私あれ観てるんですよ、『だかいち』ってやつ」

       

       

      _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
      >  平和な昼下がりの          <

      >  ナチュラルテイストでウッディーな  <

      >  オシャレ美容院内に突然のBL!!   <
       ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y

       

       

      ( ゚д゚)

       

      一瞬びびりかけましたが、自分も観てたので頷きました。


      鳥「何でしたっけ正式名称。確か、抱かれたい男に1位に……(抱かれています??)」

       

      それただの惚気やがな。

       

      心の中でセルフツッコミしてました。
      正確には、『抱かれたい男1位に脅されています。』でした。

      その後、漫画やアニメや子育てにおける息抜きの話をしながら、ばくはつヘアーをツヤサラ髪にしてもらいつつ、ふと思いました。


      タイトルってやっぱり重要だな、と。

       


      【分析してみよう】
      もしも『抱かれたい男1位に脅されています。』が、私の勘違いどおりに『抱かれたい男1位に抱かれています。』だったらどうでしょう。
      だから何なんだよ、と思う気がします。
      何故だろうと考えると、『意外性がないから』に尽きると思います。

       

      抱かれたい男1位の男性(芸能人で魅力的なイケメンだと分かります)がいる。

      そんな彼に主人公は脅されている。

       

      この、一見すると謎に思える言葉の組み合わせで、「え、何で? どういうことだろう?」と読者の興味を引くわけです。
      全部を覚えてもらえなくてもいい、記憶には残ります。昨今の検索システムは優秀ですから、おぼろげ検索でも出てきて、そこから手に取る機会も増えます。
      そう考えたら、秀逸なタイトルだと思いました。

       

       

      【自作品のタイトルの話】
      自作すべてのタイトルを並べて、もっとも気に入っているのは、ふつーにデビュー作です。


      『散りゆく花の名を呼んで、』

       

      綺麗でしょう。儚げで、作中に咲いてる描写がない「桜の花」を思わせるでしょう。
      そんな風にドヤッと言えるのは、実はこのタイトルは私が考えたんじゃないからです。

      こちら自作のうっすらとしたネタバレを含んでいるので、続きは『続きを読む』にて。

      その他ですと、

       

      『雛鳥作家と夏空本屋』

      (字面がお気に入り)

       

      『13段目を踏んじまえ』
      (作中のセリフなんですけど主人公の心情でもある。……つもりだった)

       

      『安芸くんは壁ドンができない』
      (モロ少女漫画って感じが)

       

      あたりがお気に入りです。

       

       

      【好きな作品タイトルの話】
      今まで読んだ中でいちばん好きなタイトルは、東野圭吾先生の『さまよう刃』です。

      貴志祐介先生の『黒い家』も好きです。
      こちら、元は『モラルリスクの黎明』だったとか。ラストを考えるとそっちも良いかと思いますけど、怖さは『黒い家』に軍配が上がります。

       


      続きは裏話です。
      『散りゆく花の名を呼んで、』のタイトルの変遷です。

       

       

       

      投稿した時、タイトルは『花は二度死に、名を失う』でした。

      ちなみにその前は『失名の花』でした。

      編集さんと最初に打ち合わせした時から変更は決まっていまして、「とてもいいタイトルだと思います。変えましょう」と言われ(本当に逆接続詞がなかった)、たぶん変えるだろーなーと予想していた私は頷きました。

       

      そっからが大変。

       

      すっかり忘れてましたが、私はタイトル決めと登場人物の名前決めが大の苦手だったのです。

       

      (逆に何が得意なのか。えー……、……『勢い』……?)

       

      難航して、友人知人誰彼かまわず「好きな作品タイトルを教えてください」と土下座(心情的に)しました。上は70代から下は10代まで、男女問わずで。

       

      そして改稿中につけた仮タイトルは、『彼女の名前はもう呼べない』。でもコレもボツでした。
      切羽つまって知り合いの大学生にうだうだ話すと、彼は、「『散りゆく花の名は呼べない』なんてどうですか」と翌日提案してくれたのです。

      どうだろうなーと担当編集さんに提案すると、見事に採用されたのです。

       

      ただ、受け手の『想像』を喚起するために、『散りゆく花の名を呼んで』にしましょうと言われまして。

      正直言って、最初「微妙……?」と思いました。
      『呼んで』だと『呼んでください』っぽく聞こえる、と思ったからです。

       

      (この辺のこだわりは我ながら強かった。ヒロインの性質に関わるものだと思ったので)

       

      しかし、あちらも引きません。ところで編集さんが最初に出したタイトル案は『キラキラネーム殺人事件』でした。(※もちろん冗談です)
      ちなみにふたつ目は『花葬』でした。『葬る』の要素がない上に、それは憧憬してやまない連城三紀彦先生の傑作シリーズのタイトルなので「それはちょっと……」と断りました。

      電話での話し合いだというのに数分ほど沈黙が続いて、結果的に、『句読点』をつけることで双方納得したのです。

       

      いい思い出です。
      評判もよくて一安心。ブラボー大学生氏、ブラボー編集さん。おふたりに光あれ。

       


      【おまけ・余談】

      美容室の話に戻ります。

      漫画&アニメ好き美容師さんはだかいちにすっかりハマり、初めてBL漫画の単行本を買ったそうです。
      「わーい腐女子ー」とアイロンされながらキャッキャしました。

       

      特にベッドのサイズでめちゃんこ盛り上がりました。でかいんですよ、東谷さん(だかいちの攻めの人。腹黒天使)ちのベッド。たぶん高人さん(受けの人。ストイックだけどいろいろチョロい。声が低いのいいですね大変いいです)と使うこと前提に買ったんでしょう、キングサイズどころじゃない。
      ていうかそもそも家広い。植物でかい。ジャングルか。新人という設定なのに芸能人って儲かるんですねーと身も蓋もないことで和気藹々としました。

       

      あと、ヘルプに入ってくださった美容師さんも同じく漫画好きでした。
      ですが、こちらは少女漫画が読めないそうです。

       

      鳥「お嫌いなんですか?」

      美2「嫌いではないんですけど……読めないんです……」

      鳥「えっと……何で……ですか……?」
      美2「読めないんです……なんか……読めないんです……」

       

      (´・ω・)<oh……

       

       

      なんか理由が分かるような。

       

      次回は映画感想記事です。『キャビン』の予定です。


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