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    • 2019.05.01 Wednesday
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    悪い本(著・宮部みゆき、吉田尚令)

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      JUGEMテーマ:童画・絵本

      あなたが わたしを ***ても
      わたしは あなたを ***ない



      くま


      怪談えほん、2冊目です。
      こちらはシリーズ第1弾。

      あらすじ。
      『はじめまして わたしは悪い本です』
      金髪の幼い女の子は、誰かに呼ばれるようにおもちゃと本がたくさんある部屋に入ります。
      そこには、椅子に座った熊のぬいぐるみ。
      そして『悪い本』は語りかけます。かならず来る『いつか』のことを。


      心臓ひゅっではなく、足先 じわじわ という感じです。
      怯える女の子を『悪い本』は語りかけ続け、おもちゃたちが じわじわ 追いかけます。
      逃がさないよ、逃げられないよと可愛らしく笑みながら女の子にやさしく触れます。

      嫌いなひとも、いなくなればいいと思うひとも、パッとは思いつきませんが、『悪い本』、私は読みたいです。
      どんな『悪いこと』が書かれてあるか、知りたいので頁をめくりたいです。
      消すことも壊すことも、じょうずに出来るようになる『悪い本』。
      気になります。読みたいです。

      そこでふと思いました。
      そう思って頁をめくった私が目にするのは、とんでもなく醜悪に歪んだ自分の姿ではないか。

      そう考えたら、また じわじわ と怖くなりました。


      ところで。
      最後近くになると、可愛い猫のぬいぐるみが、可哀想に、はら綿を引きずり出されて蟻に集られていたんですが、これは誰がやったんでしょう。
      女の子かな。
      だとしたら彼女は既にひとつ、『悪い』ことをしてますね。

      いるのいないの(著・京極夏彦、町田尚子)

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        JUGEMテーマ:童画・絵本

        い***ね。


        猫


        『震えて眠れ、子供たち』というキャッチコピーのもと、岩崎書店から刊行された怪談えほんシリーズです。
        公式サイト→http://www.iwasakishoten.co.jp/special/kaidan/
        このたび読みました。まずはレンガ本の元祖、ご本人もミステリアスな京極夏彦先生の『いるのいないの』からです。


        あらすじ。
        『おばあさんの いえで くらすことになった。とても ふるい いえだ。』
        小学生の少年が田舎のおばあさんの家で暮らすことになりました。
        おうちは古い日本家屋で、屋根は藁葺き、木造で、天井には大きな梁が渡っていてとても暗いです。
        その暗い天井を見上げているうちに、彼は『いる』ことに気付きました。

        最後の頁を繰った瞬間、心臓がひゅっ てなりました。
        とても明るい本屋で、昼間で大勢の人がいたのにそんなの関係無くひゅっ てなりました。ひゅっ。

        家族に読ませたくて家に置いたんですが、母もやはりひゅってなったそうです。
        一番読んでほしかった甥っ子の反応は薄かったです。既読でした。道理で!

        是非ともこのひゅっを体験してほしいので感想を書いてるんですが、この言葉を付け足したいです。
        綾辻行人先生の『眼球綺譚』という短篇集の一文です。

        『読んでください。夜中に、ひとりで。』


        読んだ後、暗くなっているところを見てください。ベッドの下、クローゼットや襖の隙間、窓の外、宵闇。

        いるかもしれません。
        いないかもしれません。
        見えないだけで、いるかもしれません。
        あるいは、見えているけど、いないかもしれません。

        ちなみに私はいそうだから見ません。でもちょっと危ない。見てしまいそうです。


        なんか怖めな感想ですみません。
        えー……あ、そうだ。このえほん、すごく猫ちゃんが多いです。
        何匹飼ってるのおばあちゃん。おかげで匂いすら想像できます。
        猫好きな方は、見開きごとに何匹いるか数えるのもオツです。トカゲもいるので探してみてください。
        (↑フォローしたつもり)


        ……ところで書いた後思い出したんですけど、『眼球綺譚』の装丁って京極夏彦先生が担当されてました。あらやだ素敵な偶然。

        着物のえほん(著・高野紀子)

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          評価:
          高野 紀子
          あすなろ書房
          ¥ 1,620
          (2009-09)

          JUGEMテーマ:童画・絵本

          以前の記事、テーブルマナーの本と同作者さんの、着物についての本です。

          着物を着る場面での伝統的な行事の紹介や、
          普段着としての着物(憧れます)、
          着物の着方(図で見るほどたぶん簡単じゃない)、
          着物の種類、模様、おめでたい柄、歴史、
          着たときに美しく見える所作など、
          お手入れの仕方など。

          簡略的ですが、丁寧に紹介されています。さっすが絵本。
          頁数は少ないですが、一頁の情報量がとても多いので満足できます。
          写真で見るよりも、色合いが柔らかいので目にうるさくないです。

          染めものと織りものの違い、京友禅と加賀友禅の違いがわかったことが何気に嬉しかったり。
          聞いたことはあっても説明は難しいのです。
          足袋から履いてそこから肌襦袢を〜とか、着付けのときに聞いたことがあっても忘れます。
          あと一反の反物で、着物一着分まるごとできている、というのに地味に驚きました。( ・ω・)<ワオ

          普段着として着物を着るのは憧れます。
          今年の夏は一回くらい浴衣を着ようか、とりあえず風呂敷持ち歩こうか……と考え中です。
           

          テーブルマナーの絵本(著・高野紀子)

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            評価:
            高野 紀子
            あすなろ書房
            ¥ 1,728
            (2011-11-17)

            JUGEMテーマ:童画・絵本

            物語だけでなく、いろんな本を読んで感想書いてみよう。
            いわゆるひとつの記録帳。思いつきは突然に。

            タイトルどおり、テーブルマナーについて、ちいさな子に語りかけるような本です。
            子供向けとあって、非常にわかりやすいです
            絵も柔らかいタッチで、クマのおばあちゃんがごちそうを振る舞いながら丁寧に教えてくれます。


            【知らなかったこと】
            →『手皿』はお行儀が悪い。
            (汁気が多い者を食べるとき、垂れないように下に手を添えるアレ。しまった普通にやってましたΣ(°△°;)
            正しくは、汁気をよく切るor取り皿にうつす……らしいです)


            【これはお役立ち】
            →尾頭つき焼き魚の食べ方について。
            (これそのものもですが、『おかしら』の漢字にもびっくり。尾と頭がついてるから尾頭なんですね)


            【国が変わればマナーも変わる】
            国や宗教によるマナーの違いについてのコラムも面白かったです。
            イギリスでは、使わない手は膝の上に置く。
            お皿を持って食事をするのは和食独特のお作法。
            同じくお箸を使う中国や韓国でも、違いがありました。
            日本では大皿から料理を取るときは取り箸を使う。
            でも中国韓国では直箸で。
            他にも、日本では食事を残すのはいけないことだけれど、『これ以上食べられないほど沢山いただきました!』の意味をこめて、少しだけ残すのがよい……など。


            なかなか興味深かったです。( `・ω・´)キリッ


            次は同作者さんの、『着物のえほん』を読んでみようと思います。

            センチメンタルサーカス(著・市川晴子)

            0
              評価:
              市川 晴子
              主婦と生活社
              ¥ 1,008
              (2011-12-02)

              JUGEMテーマ:童画・絵本
               
              ミスターとレディ率いるディズニー、キティ姐さん率いるサンリオ、リラックマ先輩率いるSan-x、そして、くまモンパイセンやふなっしーなどの地域ゆるキャラ……。
              といった、いわゆるキャラクターものは数えきれないほどありますが、その中での私のいちばんは、San-xの『センチメンタルサーカス』というシリーズです。
              和訳しますと『感傷的曲芸団』。その名のとおり、悲しさ、寂しさ、切なさなどが足もとにあるキャラクターものです。
              今回の感想は、そのセンチメンタルサーカスのデザイナーさんが書き下ろした絵本です。

              あらすじ。

              街角や部屋のかたすみに忘れられたぬいぐるみたちが、夜にこっそり抜け出して結成した秘密のサーカス団。
              今夜も不思議な仲間が集まって、ショータイムのはじまりはじまり。

              (公式より引用)

              登場するのは、
              お裁縫が得意で何でも(自分の体も(!))作れる団長、シャッポ。
              シャッポの顔の布の余りでできた相棒的存在のジャグリング担当、トト。
              曲芸担当、ゾウのムートン。
              玉乗り担当、ネコのクロ。
              ハードル飛び担当、木馬のポニ。
              自転車乗り担当、クマのMr.ベア。
              たてがみを輪っかにする(ぬいぐるみならでは)輪くぐり担当、リオ。
              糸くずでできたおさるの空中ブランコ担当、ピグ&マーモ。ちなみに水色でカタカナでしゃべるのがピグ、ピンクでひらがなでしゃべるのがマーモです。
              おしゃべりな三姉妹のバレエ担当、ピヨバレリーナ。
              そして名前はわからないけど、黒と金のアーガイル模様のフクロウ。

              全体的にとても幻想的で詩的、
              文の文字もデザインの一部のようで、とても綺麗な画面です。

              第1幕は、メンバー紹介とシャッポ団長の過去を綴ってます。
              夜になり、屋根裏や路地裏から抜け出してサーカスに集まる団員たち。
              うさぎ(たぶん)らしく、いつも『無』に近い団長→(・ ・)の,
              いろんな表情を見れて嬉しかったです。
              団長は絵本で見ると結構メタボです。←せめてお腹ぽっこりとかの表現に留めてやれ。

              第2幕は、ゾウのムートンの過去。いちばん新しいメンバーなんですね。
              団員募集のチラシに名前を書き(いわば履歴書)を持って、仲間に入り、でもなかなかうまくいかず、ついには尻尾も無くし……自信も失ってしまうムートン。
              けれど団長の粋で優しいはからいのおかげで、自分にできることを見つけました。

              第3幕は、ネコのクロの過去。
              ちょっと衝撃的な事実が発覚します。そ、そうだったの!?Σ(°ω°;)
              同じ頃に発売されていた『秘密の鍵と王様ごっこ』ともリンクしていて、普段はガラクタをリメイクする団員たちも豪華な王冠と衣装に身を包んでいます。どやっとおすましなみんなの表情が可愛いです。

              【メモφ(゚-゚=)】団長はめっちゃ驚くと目が飛びはねる。
              →( Д ) ゚ ゚ リアルポ-ン

              既刊3巻の中で、いちばん切ない終わりです。


              うさぎ


              私がこのシリーズに出会ったのは、ほぼデビューと同時だったと思います。
              一目惚れでした。
              淡いようなくすんでるような色合いに、差し色としての黒。ゴシックでレトロで、それまでのSan-xのキャラクターとは違う、ちょっと異質な。
              キャラクター紹介を読んでより惹かれて、ダブルクリアファイルをお迎えしました。

              捨てられ、忘れられたおもちゃたち。きっと私も同じことをしています。小さい頃に遊んだおもちゃ、どこにあるのかどこにも無いのかさえ覚えていません。
              そんな可哀想な子たちが、寂しがり屋だからこそ結成したサーカス団。
              第1幕の、ガラクタの山でひとりぼっちで目覚めた団長の、ボロボロの後ろ姿は少し辛かったです。
              けれどそこで項垂れるだけで終わらず、自分なりに自分をきれいにリメイクして、仲間を集め、観るものに笑顔を与える『サーカス』という道を選んだ。

              ……という、可愛らしい中にきらりと存在する鋼のネバギバ精神が、私をとりこにしたんだと思います。Σo(・ω・′)グッ

              とはいえ。
              思い出の生地からアコーディオンを、遊園地の忘れ物の寄せ集めからヴァイオリンを、安全ピンからトランペットを、壊れた目覚まし時計からホルンを、おもちゃのピアノからショウに使えるピアノを、
              それぞれ作り出す団長、本 気 で す ご い。
              (※『ガラクタ奏でる〜はじまりのポルカ〜』シリーズより)

              切なくもたくましい、痺れて憧れるキャラクターです。

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